■ 長い歴史と伝統を持つ左官をモダナイズし、現代建築に調和する施工を実現
昔から日本人に親しまれてきた左官工事。
縄文時代に団子状に丸めた土を積み上げて土塀を作ったのが起源とされています。
その後の長い歴史の中で、多くの職人の手によって仕上げ技術や機能性、デザイン性の向上がなされてきました。幕末から明治にかけて欧米文化が日本中に広がっても、決して廃れることなく見事に調和し、現代でも進化を続けているのです。
そんなモダナイズ(現代化)された左官工事は、和洋を問わずあなたの住まいを見事に彩ります。
少しでもご興味を持たれましたら、明治27年(1894年)創業の当社にぜひ、一度ご相談ください。
お住まいにピッタリの左官工事をご提案いたします。
■ 左官工事に使われる主な素材と特徴
○漆喰
『呼吸する壁』とも呼ばれる漆喰。
調湿性の向上・化学物質の吸着分解など、優れた特性を持っています。
そんな漆喰は、消石灰と天然海藻から精製した糊、麻などのスサを練り合わせてつくられます。
○珪藻土
最近はメディアでよく登場することも多い珪藻土。バスマットなどの製品で、その「吸水性の高さは知っている」という方も多いのではないでしょうか。
吸水性はもちろんのこと、調湿性、断熱効果、吸音性、遮音性、耐火性に優れており、身体に優しい素材として左官工事でも人気を集めています。
○聚楽土
京都の聚楽第跡付近で産出されたことから聚楽土と呼ばれる素材。
黄褐色の良質な色土で、最高級天然土として希少価値が高い素材です。
和の空間に適した自然な風合いを楽しむことができます。
しかし、その希少価値の高さから手が出しづらく、一般的には『聚楽風仕上げ』に仕上げた塗り壁を指すことが多いです。
○シラス
学生時代に『シラス台地』という言葉を習った記憶はございませんか?
シラスとは、マグマが火砕流として流れ出して堆積した白い物質で、この物質からなる台地を『シラス台地』と呼ぶのです。
そんなシラスは細かい微粒子で、無数の穴が開いた複雑な構造が特徴。
その無数の穴が湿気や臭いを吸着することで、他の素材よりも高い調湿効果・消臭性・耐候性・耐久性をもち、長寿命という大きなメリットがあります。
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